2020年 年頭所感

「お客様の一層の課題解決に向けて」

ケルヒャー ジャパン株式会社
代表取締役社長 佐藤 八郎

2020年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

創立31年目となった昨年を振り返りますと、カスタマーセントリック(顧客中心主義)の実現に向け、製品の品質向上、アフターサービス体制の強化、業務用専用のコールセンターの新設など様々な活動に注力した一年でした。また、非常に残念なことではありますが、台風や豪雨など大きな災害が相次いだ一年であり、当社でも水害後の汚泥処理や清掃に役立つ製品の無償提供、弊社スタッフによるボランティア清掃活動など、全国様々な地域において災害復興支援活動を行うこととなりました。

業務用製品については、道路や公園などの公共スペースにおいて清掃、除雪、除草等様々な用途に1台で対応できる公共向け多目的清掃車の導入や、高い衛生環境が求められる食品工場等で役立つスチーム洗浄、バキューム清掃、床の洗浄3役の機能を持った万能クリーナーの発売など、新たなカテゴリーの製品導入も進めて参りました。

家庭用製品においては、今後の主流となるバッテリーをベースとしたモバイルタイプの高圧洗浄機やバキュームクリーナーなど「バッテリーパワー」シリーズ展開の元年となる年でもございました。また、水だけで汚れ落としや除菌もできる、環境にやさしいスチームクリーナーの強みを再考する大事な1年でもありました。

本年は、持続可能な社会の実現に向け、清掃機器専業メーカーならではの知見を活かし、環境問題、少子高齢化、労働生産性の向上といった課題先進国である日本社会の課題解決に向け、更には世界のロールモデルとなるような取組みを強化して参ります。

業務用分野においては、薬品を使わず、温水によって根を枯らす温水除草の拡販。女性やシニアでも扱いやすいコンパクト製品のラインアップ拡充。また、デジタル化やAI、IoT等新たなテクノロジーの活用も進めて参ります。特に、工場や公共施設などで、より高い清掃効率を実現する清掃システムや大型製品の展開を強化する予定で、その一環として、それら製品のデモ、研修、メンテナンス等ができるショールームを新たに開設いたします。引き続き、清掃機器専業メーカーならではの視点でお客様のビジネス課題解決に尽力できればと考えております。

家庭用製品では、スチームクリーナーやフロアクリーナーをはじめとするインドア製品の浸透に向け、女性へのブランド訴求に取り組むと共に、バッテリー製品の定着化を目指し、新たな顧客層の開拓を進めて参ります。

ライフスタイルの多様化がますます進む中、より多くの生活者が健康で充実した日々を過ごせる一助となり、また持続可能な社会作りへ貢献できるよう、清掃機器専業メーカーとしての強みを活かし、一層邁進する所存でございます。

今後も、皆様の一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

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