2021年 年頭所感

コロナ禍における清掃のニューノーマル

2021年1月1日
ケルヒャー ジャパン株式会社
代表取締役社長 マーク・ヴァン・インゲルゲム

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

さて、昨年を振り返りますと新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中に拡大・蔓延し、未だ終息の見通しは立っておりません。日本国内におきましても国民生活と経済活動に大変深刻な影響を与えました。まずは感染の影響を受けられた方々に心よりお見舞いを申し上げるとともに、医療従事者、生活を支える多くの方々、とりわけ、清掃に従事される方々に感謝と尊敬の意を表します。

昨年7 月1 日よりケルヒャー ジャパンの代表取締役に就任しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け来日できたのは11 月初旬となりました。この間、日本の社会課題や国民性、with コロナ時代の新たな生活様式などを深く考察するとともに、来日後は社員やお客様とのコミュニケーションを図り実際の現場にも足を運び日本ビジネスの理解に努めました。そこで改めて強く実感したことが、少子高齢化をはじめ課題先進国である日本での成功は世界におけるロールモデルになるということです。また、日本市場には顕在化されていない清掃ニーズがまだまだあり、マーケットとしての成長性も非常に強く感じました。

本年は、衛生管理に対する国民意識がより一層高まる中、日本市場にさらに深く製品・サービスを浸透させるべく「カスタマーセントリック:お客様中心主義」をモットーに事業を邁進いたします。

家庭用製品では、日本の住環境に適した清掃機器の開発を目指す「Japan プロジェクト」から生まれた高圧洗浄機「K MINI」や本年ローンチ予定のインドア製品を中心に、都市部居住者の市場を開拓するとともに、家庭での衛生ニーズの高まりを受け、水だけで洗剤を使わず除菌できる環境にやさしいスチームクリーナーなどを活用した清掃ソリューションを強化してまいります。
業務用製品は、現場の業務効率を高めバッテリー製品ラインナップの拡充を図ると共に、デジタル化を推進し業務の生産性を高め、お取引先様の課題に寄り添いユーザーベネフィットの最大化を図ります。また、洗浄関連の総合ソリューションカンパニーとして新たなビジネスモデル展開も進めてまいります。

コロナ禍のニューノーマルに適応するべく社会の価値観が急転する中、清掃に対する考え方、そして清掃業界の位置づけも大きく変化していきます。SDGs を始めとする社会課題や時代のニーズを的確に捉え、清掃を通じて生活をより豊かにし人々が安心して安全に暮らせる社会を実現することが世界最大手の清掃機器専業メーカーであるケルヒャー ジャパンの使命であると考えています。

本年も、皆様の一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

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