新たなステージに向かって

2024年元日
ケルヒャー ジャパン株式会社
代表取締役社長 大前 勝己

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

この度、前社長マーク・ヴァン・インゲルゲムの後任として、1月1日付けにてケルヒャー ジャパン株式会社代表取締役社長に就任いたしました。マーク前社長により、ケルヒャー ジャパンはグローバルでのコミュニケーションが活性化し、世界の多くの成功事例を日本に紹介し、清掃機器の最大手メーカーとしての存在を示すことができました。その功績を継承し、更なる成長と発展を目指して、力の限り努力をいたす所存でございます。
新体制では、日本のお客様との継続的な信頼関係を築くべく、セールス、アフターサービス、コールセンターなど全てのサービス領域においてケルヒャーがグローバルで掲げている「カスタマーセントリック(お客様中心主義)」を徹底してまいります。

2024年の注力すべきトピックとして、家庭用製品では、ケルヒャーの家庭用高圧洗浄機が発売40周年を迎えます。自社調査によるところ、日本における高圧洗浄機の全国保有率は20.9%(メーカー不問)となっており、4年前と比べて、約7%上昇しています。ケルヒャーは高圧洗浄機のNo.1カンパニーとして、その効果と万能性の普及促進に尽力する次第です。また、大きな変革といたしまして今年より室内向け製品は、「イエロー」から「ホワイト」にカラーチェンジされます。スティッククリーナーの発売によりラインナップも拡充されました。より身近にケルヒャー製品をご使用いただけるよう、オフライン、オンラインにおけるお客様とのコミュニケーションをさらに強化します。
業務用製品では、昨年リリースした床洗浄ロボット KIRA B 50を中心にフロアケア市場に重点を置き、清掃の自動化、省人化やコスト削減などの様々な課題に応じたソリューションを提供してまいります。そのほか、業務用パーツのオンライン販売をスタートしており、ユーザー様の利便性の向上を図っています。

2024年も「物価高」、「人手不足」、「海外情勢の緊迫」が見込まれるなか、弊社は一般家庭におけるお掃除からビルや大型施設の清掃、様々な業界で求められる清掃ニーズに革新的な製品およびソリューションで応え、少しでも世の中を明るく、美しくすることに日々邁進する所存でございます。

本年も、皆様の変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

ケルヒャー ジャパン株式会社 大前 勝己