クリーンイノベーションのショーケース

太陽光発電システム O&M(運用・保守)事業 E社様

太陽光発電システムの洗浄における日本ならではの課題を解決
費用対効果を向上させた洗浄方法とは?

清掃環境
  • 太陽光パネル

太陽光パネルの洗浄

太陽光発電システムのO&M(運用・保守)を提供するE社では、長期に渡る安定稼働のために太陽光発電システムの点検・メンテナンスを行っています。ですが、クライアントとなる発電事業者の中にはソーラーパネルの洗浄にかかる費用や手間、セル(発電素子)の損傷リスクがあることからパネルの洗浄に消極的な企業が多かったようです。

課題

消極的になってしまっていたソーラーパネル洗浄の状況とは?

太陽光発電は、ソーラーパネルに太陽の光を受けることで電気が発生します。パネルに汚れが付着していると発電量が低下してしまうため、パネルの洗浄は必要不可欠です。しかし、日本国内のソーラーパネルは、10度以上に傾けて設置されていることが多く、土埃や塵埃などの細かな汚れが付着しても雨水で自然に流れ落ちることから「ソーラーパネルは洗浄する必要がない」というのが業界の常識となっていました。

そのような状況下、E社のクライアントの発電事業者から寄せられる相談では、パネルの設置場所の付近にある農地や畜舎、工場などからの埃などが、パネルに汚れが堆積するため発電損失が発生し問題となっているケースが多かったそうです。他には、鳥のフンなどの固着による機器の故障が想定される場合など、費用をかけてでも発電損失となる要素を最小化させたいと考える発電事業者だけでした。そうした発電事業者でも、問題が発生するまでパネル洗浄を積極的に行わない理由は、業界の常識に囚われていたのではなく、パネル洗浄の費用や手間、洗浄時のセルの損傷リスクからでした。

太陽光パネルの発電効率を低下させる汚れ
従来の洗浄方法は、多大な手間と費用、パネルのセルの損傷リスクを抱えていた

従来の洗浄は、主に3つの方法がありました。1つ目は、水を流しながらスポンジで拭く方法。2つ目は、ロボットの利用。3つ目は、高圧洗浄機の活用です。1つ目のスポンジでこする方法は、パネルを傷つける恐れは少ないですが、多くの枚数を洗浄するには膨大な手間と時間が掛かります。2つ目は、ソーラーパネルの洗浄用に開発されたロボットを活用しますが、その荷重によりセル(発電素子)に微妙な割れが生じることが懸念される上に費用も高く、それほど普及しまませんでした。3つ目の高圧洗浄は、高い圧力で押し出した水を当て汚れを押し流します。そのために洗浄機のノズルを上下に動かし作業を行うため、時間と手間が掛かる上に、高い水圧によるセル損傷の懸念がありました。いずれも手間が掛かり、洗浄方法によってはソーラーパネルメーカーが保証の対象から外す場合もあるので、発電所が洗浄を積極的に導入するには至っていませんでした。

手作業による太陽光パネル洗浄 モップによる太陽光パネル洗浄 高圧洗浄機による太陽光パネル洗浄
水道水での洗浄でも発生するパネルの損傷

3つのいずれかの洗浄方法で汚れを落としても次の課題が発生しました。すすぎ洗いに使用する水道水がパネルに留まり、汚れの再付着や水道水のミネラル成分やカルキ等が表面に固着(ウォータースポット)することで、パネル損傷のリスクがあるのです。また、洗浄に適していると言われる工事用純水は費用が掛かりすぎてしまうなどパネル洗浄を取り巻く環境は決して良いとはいえない状況でした。

課題のポイント
  • 従来の洗浄方法では、多大な手間と費用、パネルの損傷リスクがある

  • 洗浄を行っても、水道水のすすぎ洗いによりパネルの損傷リスクがある

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