
自走式床洗浄機(BD 43/40 W Bp)導入企業:グローブシップ株式会社様ファッションの教育機関「文化学園」の清掃生産性を向上
東京・新宿に、全10棟からなる本部キャンパスを構える「文化学園」。ファッションを中心に、デザイン・造形・建築・インテリアなど、クリエイティブ分野で多くの人材を輩出する、日本屈指の服飾教育機関だ。
この文化学園の清掃業務を担っているのが、清掃・設備管理・警備など、総合ビルメンテナンス事業を全国展開するグローブシップ株式会社である。同社は3年前から、文化学園の清掃にケルヒャーの自走式床洗浄機(BD 43/40 W Bp)を導入している。
導入の背景には、人工数と時間の圧縮という課題に加え、ファッションの学校ならではの“落ちにくい汚れ”への対応があった──。
グローブシップ株式会社営業二部一課 文化学園清掃責任者 辻村達也氏と、ビルオーナーである、学校法人 文化学園 学園本部 施設部 部長 佐々木 剛氏に話を聞いた。

ファッションの学校ならではの、「ヒールマーク」が清掃課題
ファッションを学ぶ文化学園には、個性的な学生や教職員が多く、履いている靴も個性的だ。それがこの学校特有の汚れの原因になっていると、辻村氏は話す。
「厚底のヒール靴やデコレーションされている靴など、個性的な靴を履いている方が多く、床に“ヒールマーク”がつきやすいのです」
「ヒールマーク」とは、歩行時に靴底のゴムが床と摩擦を起こし、ゴム成分が床材に付着してできる黒い線状の汚れのこと。
特に色の薄い床では目立ちやすく、通常のモップ掛けでは落としにくい頑固な汚れだ。
文化学園では、毎日のようにこのヒールマークの除去作業が発生している。
「それまではモップを使い、手作業でこすって洗浄していましたが、自走式床洗浄機なら洗浄とバキューム(汚水回収)が同時にできて、ヒールマーク除去の効率化につながるのではないかと考え、導入しました」

人工数を50%、清掃時間を30%削減。洗浄と吸引を同時に行い、生産性が向上
導入後の効果として、辻村氏がまず挙げたのが生産性の向上だ。
モップで清掃していた頃は、「水拭き」と「拭き取り」で2名体制が必要だった。しかし、自走式床洗浄機の導入によって、現在は1名で対応可能になり、人員配置を効率化できた。
作業時間も短縮。以前は1フロアあたり30分以上かかっていた作業が、自走式床洗浄機の導入後は20分以内で完了するようになった。
「1フロアあたり10分の短縮でも、複数フロアを毎日清掃する現場では、効率化への影響が非常に大きいです」と辻村氏。
文化学園の清掃時間は、学生が登校する前の毎朝7時〜9時の2時間。限られた時間内で毎日約1.5時間は自走式床洗浄機を稼働させ、共用部や教室を清掃している。
「平日の朝は、短時間で清掃を終える必要があります。(他社製品と比べても)ケルヒャーの自走式床洗浄機は、バッテリー駆動時間や汚水回収容量など、あらゆる“容量”が大きいので(途中でバッテリー交換や排水を挟まず)、一気に清掃できるのがいちばんのメリットです」と辻村氏。
こうした連続稼働性能の高さもあり、広い校内でも清掃時間を約30%削減できた。
そして、最も大きな課題だったヒールマークへの効果は──。
「自走式なので、ただ汚れの上を通すだけで楽に落とせます。モップ清掃のように力を入れてゴシゴシこする必要がありません」
ヒールマークの発生頻度自体は変わらないものの、除去作業の負担は大幅に軽減。作業時間の短縮だけでなく、現場スタッフのストレス軽減にもつながっている。
自走式床洗浄機の導入で、フロア清掃の人員配置を効率化でき、清掃時間を3分の2に短縮することができた
前方のディスクパッドで洗浄した水を、後方のV型スクイジーが集めて吸い込むため、拭き取りは不要。水残りもなく、ヒールマークも楽に落とせる
BVL 5/1 Bpを始めとしたケルヒャー製品を数種類採用しているが、バッテリーが共通なので、資材コストを圧縮できている

外国籍クリーンクルーも直感的に使える、分かりやすい操作パネルが好評
操作性についても、分かりやすく機能的なデザインが現場スタッフから好評だ。
「当社のクリーンクルーには外国籍の方もいらっしゃるのですが、『操作パネルが絵で表示されていて分かりやすい』と言われます。説明書を読まなくても直感的に操作ができ、初めて機械に触るクルーでも、1、2分説明すれば基本操作ができるようになるので助かっています」
文化学園のクリーンクルーは、20名のうち3名が外国籍だ。
彼らは日本語学校に通ったり、社内で日本語研修を受けたりしているが、機械の操作となると、どうしても馴染みのない日本語が多い。
だからこそ、絵で表示されている自走式床洗浄機の操作パネルは、言語に依存せず、直感的に分かりやすくて助かるのだという。
自走式床洗浄機の操作パネル。ケルヒャー製品はシンプルな絵と色を用いたユニバーサルデザインが特徴。言語の壁がなく、世界中の人が直感的に操作できる

3年間故障ゼロ。高い耐久性でアフターメンテナンスの手間要らず
文化学園では月に一度、学生が少ない土曜日を利用して定期清掃を実施。普段は行えない大掛かりな清掃を、この日にまとめて行っている。
広い面積を一気に洗浄できる自走式床洗浄機は日常清掃だけでなく、この定期清掃でも活躍中だ。
稼働頻度は高いが、今まで故障などのトラブルはないという。
「導入から3年間、故障で修理したことは一度もありません。一度、汚水の吸引力が弱まったので点検してもらったところ、原因は機械本体ではなく、消耗品であるスクイジーのゴムの劣化でした。交換だけで解決しました」
辻村氏は、高い耐久性によってメンテナンス負担や修理コストを抑えられている点も、大きなメリットだと話す。
消耗品を一度取り替えただけで、3年間故障なしだという

トータルコストを低減しながら、高品質の実現に満足
オーナー側の施設担当者である文化学園 学園本部の佐々木氏に、ケルヒャーの清掃機器に対する評価を聞いた。
「以前は、ほぼ人力のみで清掃してもらっていたので費用もかかりましたが、機械を使用し、作業人数を抑え気味にしていただいているので、だいぶ人件費は下がってきています。早朝に機械を動かして清掃してもらっており、効率もよくなっています」と佐々木氏。
また、清掃品質についても高く評価している。
「学生が登校してくる時間帯に、ゴミが落ちているところはほとんどありません。機械が行けない廊下の際や壁際は人力でやってもらっていますが、かなり高いレベルまで機械で清掃できていると思います」
最後に、ケルヒャーの清掃機器への今後の期待について尋ねると――。
「文化学園には、吹き抜け窓など高所作業を伴う危険な清掃箇所も多くあります。将来的には、ドローンなどを活用して、高所清掃も機械化できるようになるといいですね」
より効率的で安全な清掃のために、新しいアイデアや清掃機器の開発を望みたい、と話を締めくくった。ケルヒャーの清掃機器への期待値は、さらに高まっている。
取材協力
学校法人 文化学園
学園本部 施設部 部長 佐々木 剛氏
自走式床洗浄機の本体にはハンディワイパーを装着できる。機械が通れない壁際などにサッと使えて便利だ
ビルオーナーからの要望は、営業担当者を通じて、清掃責任者 辻村氏へスムーズに伝えられる
グローブシップ株式会社様 導入インタビュー動画
グローブシップ株式会社様の導入インタビューを、動画でもご覧いただけます。
導入製品
製品ページで製品スペック、カタログをご案内しています。
お客様導入事例一覧
この他にも、ケルヒャー製品を導入されたことで清掃に関する問題を解決されたお客様の事例をご案内しています。
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